妊娠中のお口のケアについて

暑い日が続いていますね。

皆さんは体調を崩していませんか？

今日は妊娠中の歯周病とケアについてお話しします。

妊娠中の喫煙や飲酒が胎児に影響を及ぼす事はよく知られていますね。

それだけではなく、実は歯周病も赤ちゃんに大きな影響を及ぼすんです。

どういう事かと言いますと、歯周病にかかっているお母さんから産まれる赤ちゃんは、歯周病にかかっていないお母さんから産まれる赤ちゃんに比べて約7倍も低体重児で産まれる可能性が高いんです！！

また、妊娠中はつわりで歯磨きが中々出来なかったり、エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンが多く分泌されるため、それらのホルモンを餌にする歯周病菌が増殖しやすいんです。

つまり、妊娠中は普段以上に歯周病のケアが必要です。

妊娠中の歯科治療は基本的に問題ありません。

ただ、お薬が飲めなかったり、レントゲンが撮れない場合があるので外科的な治療は緊急時を除いては出産後が望ましいです。

ただ、クリーニングや小さな虫歯の治療などは基本的には問題ありません。

なので、妊娠中期に入り安定した時期になりましたらクリニックでの検診とクリーニングを受け、母子共に健康に出産を迎えられるよう歯周病のケアをして下さいね。

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